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若手担当者

金融機関から税理士法人へ転職ー変わらぬ想いと得た経験「より深い関係で手厚いサポートをしたい」

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目次


T&A税理士法人
冨岡 大智

・平成7年 神奈川県相模原市に生まれる
・平成30年4月 大学卒業後 神奈川県の信用金庫に就職
・平成30年4月~令和2年3月
 融資窓口、個人営業として融資事務や集金業務がメイン
・令和2年4月~令和5年4月
 法人に対する営業、融資対応(コロナ融資の全盛期)
・令和5年5月 T&A税理士法人 入社
 税務担当件数 11件 MAS監査担当件数 1件


Qまずは冨丘さんのキャリアと未来会計に携わるようになったきっかけを教えてもらえますか?

T&A税理士法人に入社してから、ちょうど1年半が経過しました。その前は神奈川県にある信用金庫で5年間働いていました。信用金庫時代、最初の1・2年目は窓口業務と集金が主な仕事で、3年目からは法人担当としてコロナ融資が広まっていた中融資業務に従事してました。信用金庫の場合、法人担当になっても2〜3年スパンで担当が変わる仕組みです。顧客に対しての手厚いサポートをしていきたいという思いが強くなりました。

T&A税理士法人なら、「自分が理想とするより手厚いサポートができるのではないか?」と考え転職を決意しました。税理士法人に入社した当初は何も分からず、記帳代行や先輩社員が行う月次巡回に同行する日々でした。次第に自分の顧客担当を数社持たせていただいたタイミングで、所長から未来会計業務への声がけがありました。現在は、私と数名で未来会計の事業に携わっています。

Qキャリアのスタートは信用金庫から始まっていると思いますが、金融機関で働こうと思ったきっかけを教えていただけますか?

『金融機関』という職業に対する憧れがあり、信用金庫を選んだのは地元へ貢献したいという気持ちが強かったためです。信用金庫の主な顧客は中小企業で、地元に長くある中小企業を支えたいという気持ちは新卒時代から変わっていません。

Qコロナ関連の融資も担当されていたとのことですが、当時はどのようなお客様が多かったのでしょうか

当時コロナショックの中で売上が立たなくても従業員に給与は払わないといけないという追い込まれた状況のお客様が多かったです。来週・再来週にはキャッシュがないと経営が立ち行かなくなるという緊急性のある相談が多く、とにかくスピード重視の融資を心がけていました。その半面、コロナ融資は無利息だったため無利息ならとりあえずお金を借りるという企業も多く、1件1件面談して相手の話を聞く余裕もなく、件数をこなすことで精一杯でした。

Qお世話になった社長様の中で印象に残っている方やストーリーなどあれば教えていただけますか?

最初は面会もしてもらえず、理不尽なことで怒鳴る社長がいらっしゃいました。しかし、めげずに通い続けた結果、私たちの頑張りを認めてもらい融資をお申込みいただくことができました。いろいろな経営者と関わってきましたが、そこで鍛えられた経験は今でも生きていますね。

Q前職では金融機関に抱いていた理想は実現できましたか?

弊社の融資によって事業が成長した話を聞くと、やはり嬉しくやりがいを感じることも多々ありました。しかし、数年ごとに担当が変わるので、異動で最後まで見届けられないことにはいつも心残りがありましたね。

1社のお客様と長い関係を築ける

Q先ほど、T&A税理士法人の理念への共感の話をお聞きしましたが、もう少し具体的にお伺いしてもよろしいでしょうか

転職活動をする前は税理士事務所の詳しい仕事内容は分かっていませんでした。T&A税理士法人では自分たちの仕事を漫画形式で紹介する小冊子を発行していました。その小冊子が私が勤めていた信用金庫にも置かれていました。仕事の内容を確認すると、毎月クライアント先に訪問して社長の話を聞くことや、事業承継の相談に乗るなど幅広い業務内容が記載されていました。「ここであればやりがいを感じながら自分がやりたい中小企業支援の仕事ができる」と確信した瞬間でした。

Q税理士法人へ転職されて、イメージと現実のギャップや、ここは思った通りだった、など入った当初の気持ちを教えていただけますか?

信用金庫時代はお客様のところに訪問しても、お客様から依頼された事務手続きの30分間の関わり合いでしたが、今では2時間・3時間と社長と向き合って話をしています。過去の話だけでなく、「今後どのように事業を伸ばしていくのか」という未来の話までできるのは、私がやりたいと思っていたことでもあるので大きなやりがいに繋がっています。決算書の見方は知っていたものの、きちんと作り方までは知らなかったので、決算書ができる過程を知って驚きもありました。一方で、年末調整や法定調書、個人の方の確定申告など、繁忙期の業務量は想像していたよりも大変でした。

Qどんなタイミングから未来会計に携わるようになったのでしょうか

去年の9月頃、入社して半年くらいのタイミングです。所長から呼ばれて未来会計の話を聞きました。私が信用金庫出身ということもあり、事業計画や中小企業支援に興味もあることからお声がけいただいたのではないかと思います。そのために転職してきたので、未来会計プランナーの仕事を紹介された時はとてもワクワクしました。

Q未来会計プランナーの仕事を始めるにあたって、ご自身で努力した点や業務を習得するにあたって取り組んだことなどありますか?

何から始めたら良いのか分からない状態だったので、MAP経営さんのMAS監査プランナー研修(現:未来会計プランナー研修)の受講からはじめました。MAP経営シミュレーションシステムの使い方や「将軍の日(中期五ヵ年経営計画立案セミナー)」の誘致の方法など基本的なことを教えていただきました。その他にも外部の研修に参加したり、MAP経営さん関連の研修・セミナーに参加し、経営に関する本なども読みつつ知識を蓄えながらお客様対応の経験を重ねています。

Q様々な知識を身につけていく中で、知っておいて良かったという知識はありますか?

「計画を社長と一緒に考えることが大事」ということですね。信用金庫の融資では、融資のためだけの計画や、去年と同じ計画をただ通しているような有様でした。それだと社長も本気になることはないので、社長と一緒に考えて一緒に悩むことが大切だと学びました。今まで社長と5年後10年後を一緒に考えたことがなかったのですが、具体的な切り口を学んで話が出来るようになって、喜んでもらえることが増えました。

Q実際にお客様にはどのようにサービス展開を始められたのでしょうか?

現在担当している顧問先へ、面談の際に自分の持っている知識を実践したり、「将軍の日」に誘致するなど積極的に行動しています。現時点はトライアンドエラーを繰り返しつつ、その都度改善を重ねている状況です。

社長にとってのストッパーにもアクセルにもなる

Q実際未来会計をスタートしてみて、苦労されたことなどありますか?

5年後の目標として大きな数字を掲げる社長がいますが、その目標に対する人件費など経費面の現実的な数字が見えていないこともよくあります。もちろん後押ししたいと考えていますが、まずはステップバイステップが大切になります。現実的な数字を見て、1歩1歩地道に進めていくことを根拠を持って説明しなくてはならないので、骨が折れる部分があります。

Q未来会計プランナーからみて印象的な社長の言葉や出来事などはありますか?

現在、福祉関連で訪問看護事業に取り組んでいる会社があり、新しい事業所を出すサポートをしている最中です。先日公庫の融資の面談を済ませ、いよいよ来年の1月から本格的にスタートします。私がサポートし始めて動き出した新事業なので、今後に期待しています。

支援する際に、私が意識していることは基本的に相手の言うことを肯定することです。まずは、何でも肯定から入るようにしており、それは相手の暴走を止めるストッパー的な役割と、相手の背中を押すという後押しの役割も兼ねています。より良い相談役として寄り添い続けることが目標です。社長は孤独な人が多いと思いますが、経営の相談をいつでもできる最善のパートナーでありたいですね。

Qこれから未来会計プランナーとしてどのように活動していきたいか、お話をお聞かせいただけますか?

まだ未来会計を提供できている顧客が少ないので、弊社の顧問先に紹介し、より浸透させたいと考えています。またT&A税理士法人は立川と町田に事務所があり、立川では3名、町田では2名が未来会計に携わっています。税務部門は未来会計で何をしているのか知らない方もいるため、社内全体にも未来会計の事業を広げていきたいです。それが弊社のためにもなりますし、結果としてお客さまの利益にもつながります。

私自身の目標は、未来会計のサービスを提供して、全国で標準価格といわれる月10万円以上の十分な対価を得られるよう実のある仕事ができるようになりたいです。

メッセージ

経営者の目線に立ち、多くの会社の未来に関わることが出来る

Q会計の仕事をこれから目指そうという人に向けて、会計や未来会計プランナーの仕事の魅力をお伝えください。

会計事務所は普通の会社員では知りえない会社の実情を会計を通じて知ることができる点が面白いと思います。また未来会計は社長のやりたいことに対して一緒に伴走できるところが魅力です。私自身は経営者ではありませんが、経営者の目線になって目標に向かえる点も面白いところです。色々な会社の未来に関われるのも、未来会計だからこそできる体験だと思っています。

経営支援を通じて、共に成長をします

Q最後に、中小企業の経営者に向けてメッセージをお願いします

税理士事務所は決算書や申告書作成を依頼する場所と思われている社長が大半です。実際には、経営計画の支援や経営相談も受けているので、経営に関することであれば、私たちに何でも相談して欲しいです。何らかの解決の糸口が見つかるはずですし、私たちと一緒に成長する喜びを分かち合いましょう。



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インタビューをした人
渡邉 駿介